フジテレビ辞めて、台湾でアイドルを目指したボク。

2020年に人生の映画化を目指して、日常を書き連ねています。

3月29日 夢の醒め方

○成田空港

帰国した。夢の世界から現実の世界に戻ってきた。

アイドルという夢が、少しだけ叶った。台湾は、僕にとってまさに夢の国だ。

 

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○東京駅行きのバスターミナル

   バスを待つ人々。運航会社も乗客もピリピリしている。

おじさん「あっちのバスのが早えじゃないか、あんた教えろよ!!」

おばさん「前のひと席空いてるでしょ?乗ってもいい?」

バス会社の人「次のターミナルもあるんで、無理です!!」

   冷える東京の夜。

 

余裕が無い人間は少し滑稽だ。その点自分には「時間」という余裕だけは今ものすごく生まれている。だからこの夢から醒めそうなこの瞬間も、二度寝のごとく気持ちよくふわふわとしていられるのだ。

思えばサラリーマン時代は、否応なく翌日の満員列車によって現実へと引き戻されていたが、今は引き戻される手段が無い。思えば、この2か月は毎日はずっと夢のようだ。虚無感に襲われる事が無く、自分のやりたい事のみにシンプルに向き合ってる。そして望む結果も出て、明日を見据えている。

 

生きている実感が凄い。

 

○東京駅

   行きかう人々。酔っぱらった人々もいる。

   大量の荷物を抱えたボクは、よろよろと歩いている。

ボク「あ、すいません。」

酔っ払い「荷物多いねぇ~うぃ~」

 

日本では本当に何物でもないただの自分。誰からも注目されていない、石ころみたいな存在。

 

このフワフワした感覚がずっと続いたら。それはそれで気持ちいんだけど、いつかすっと目覚めた時に、とんでもない場所に自分がいるんじゃないか。後ろを振り向いても、もう戻れないほど。ああ。怖い。たまに夢の中でも、とんでもなく怖い抽象的なものが襲ってくる感覚。それに近い。

 

 

○自宅

   Facebookに動画を上げるために、本番映像を振り返るボク。

   自分の登場映像を編集してニンマリ。

 

とは言え今はこの夢が気持ち良すぎて、現実はそっちのけだ。

 

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ライブ終わって帰ってきました。楽しい。そして明日が拡がっている。

フルで突っ走れる!ひゃっほ~い!

という感覚です。上記事項は「そう思わないといけないんじゃないか、おいおい現実見ろよ自分」

という啓蒙的な文章であり、実際は高揚感に包まれているだけです。土日花見行ったし。そう、楽しいのだ。

 

 

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三原慧悟 Mihara Keigo