フジテレビ辞めて、台湾でアイドルを目指したボク。

2020年に人生の映画化を目指して、日常を書き連ねています。

6月2日 第一志望のその先が、これ

ドトール

 

久々にOB訪問を受けている。無職なのに。

 

   ブラックコーヒーと甘ったるいココア が並ぶ小さなテーブル席。

 

思えば大学に長くいたせいか、この3年間でOB訪問はたくさん受けた。

でも、本当に「テレビを作りたい」って人はごく一握りで。

大抵は「見るのが好きだから」、なんとなくテレビに入ろうとしてる。

 

 

心底、解せなかった。

 

 

テレビを見るのが嫌いな人間の方が、希少だろうに。

 

 

 

○会社

   昼休み。駐車場の裏で一人企画書を書きまくる自分。

 

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自分はやりたい事が明確だ。

 

楽しいドラマを作って日本の雰囲気を明るくしたい。

それを足掛かりに映画化して、夢だった映画監督になる。

ビジョンがはっきりしていたし、目的に対して堅実で効率の良い方法だと思った。

 

誰よりも強い気持ちがあったし、エントリーした何万人のライバルの中でも一番やる気があったと今でも思う。

第一志望の会社に入れたのも、

この主観的な情熱と、客観的な実績があれば、当然だと思った。

 

 

○(元の)ドトール

だから自分が誰よりも早く辞めるなんて、なんとも情けない話だ。

誰よりも「やりたい事」を理解できていなかったのは他でも無い自分だった。

 

 

もちろん、「やりたい事」が無くなった訳ではない。

第一志望の「やりたい事」の先に、さらに「やりたい事」を見つけてしまった。

というか就活段階で仕分けされていたはずの、「やりたい事」が年を重ねるごとに、むき出しになって顔を出してきた。 

それを完全にシカトしたかったんだけど、できなかった。

 

 

 

そして、無職になった。

 

 

 

結局、頭が固いのだ。

もっと柔軟に生きてる方が、変化にも対応できる。

それは自分の心境の変化に対しても同じだろう。

 

 

後輩「ドラマも勿論興味あるんですけど、人の喜んでる顔を直接見たいからイベントとかも面白いなぁって…」

ボク「そうだね。何でも出来るよきっと」

 

    甘ったるいココアを飲み干すボクと、コーヒーを上品にすする後輩。

 

   ×   ×   ×

 

   お会計のレジに進む、後輩とボク。

 

ボク「あ、出すからいいよ」

後輩「いや、でも…」

ボク「(ドキッ…)」

後輩「あ、えっと…。ご馳走様です!」

 

 

やっぱ、無職だと格好がつかないよなあ

 

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報告遅れたのですが、会社辞めました。m(__)m

会社の人には死ぬほど迷惑を掛けたので、偉そうな事は何も言えません。

 

就活の時、やりたい事が不明確な人たちが多い中で、自分は「やりたい事」が明確であるってことを誇りに思ってたけど、こうなってしまった。

 

 

なぜか。

 

 

面接では一個も嘘をつかなかった。全部本心を語った。

ただ嘘はつかなかったけど、すべての本心と向き合わなかった。

きっと、それが一番の失敗だ。

 

というか向き合ったところで、そっちに踏み出す勇気なんて到底なかったのだ。

 

勇気を出さないことを弱虫というのか大人だというのかは知らないが、

そっち側に収まり切れば誰にも迷惑を掛けなかった。

のに、3年経ってこの有り様だ。中途半端さが本当に不甲斐ない。

人に迷惑を掛けるだけの勇気なら否定した方が幾分マシだろう。 

 

 

とにかく自分の性質を見極め切れていなかった。

もっと賢くてしなやかな人間だと思ってたけど、そうでもなかった。

諦めが悪くて、自己顕示欲が強くて、狭量な人間だった。すいませんでした。

 

 

ただ、決めたからには進むしかないし、

「決断した」事実だけが結果として3年間で唯一残ったものだから

それに忠実に進むしかない。

 

どんだけ恥をかいても、笑われても、

「そんなちっぽけな羞恥心は、すべてはお台場の海に捨てて来た!!」

そう周りにも自分にも言いきって、突進していかなければならない。

 

 

アイドルと言いながら映像作ってばかりだけど、今こうして、自分で映像作って、切り拓いていく感じがやっぱり楽しい。営業に行ってるのも、重いカメラと三脚担いで飛び回ってるのも。成田空港に行くたびにテンションがぶち上がる。

 

楽しいというよりも、生きてる実感が、やっと沸いてきた。

 

 

達成したい。

 

 

すべてを投げ捨ててもそう思ったんで、達成します。

 

アイドルとして、台湾で僕が天下を取っていく様。ご期待ください。 

2020年までに、アジアで売れます。

 

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と、言い切れる自分でありたい。(←これを取っ払いたい)

 

 

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三原慧悟 Mihara Keigo

 

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