俺は見た映画をすべて忘れるぜ
どうも三原です。三日連続でブログを更新してます。
ずっと更新してなかったブログをいきなり再開して、しかも三日連続だなんて
「あれ?あいつ変わった?」と思われそうで、本当に恥ずかしいです。
大学デビューするために、とりあえずミスチルの曲をひたすら聞いてた(イケてる奴はみんなカラオケでミスチルを歌うと思ってた)あのときくらい恥ずかしいです。
でも、今日も書きます。
昨日の記事は映画「ボヘミアン・ラプソディ」のレビューでした。
そう。映画といえば、僕はもともと自主映画出身なので映画にたくさん触れてきました。
触れてきたと言っても、僕はいわゆる「映画オタク」ではなく、超一般的映画みるレベル(金曜ロードショーをリビングで見る程度) なので映画を撮るようになってから、撮り方の勉強のために学校の図書館で昔の大作を見たり、TSUTAYAで興味あるものを漁ったり…
しかし、僕は映画監督として致命的な大病2つを抱えてたことを告白します。。。
それは、
「字幕付き映画を見てると、1時間で寝てしまう病」
と
「TSUTAYAで借りたDVDの半分以上を見ずに返しちゃう病」
です。
ということで映画を見るのには結構苦労したのですが、字幕付きも2日に分けて見たり、3回くらい借り直したりして大学時代は趣味・映画鑑賞と言えるレベルには映画を見てたと思います。映画人にとって映画は日本人にとっての日本語。現場での共通言語なので「ここは映画◯◯のあのシーンっぽく」みたいな会話は日常茶飯事なのです。
しかし!さらに致命的な病気を抱えてました。
それが…
「見た映画の内容を全部忘れちゃう病」
頑張ってノートに書き留めたりしてたんですが、結局全部忘れてました。
なので映画サークル内で「あの映画みたー?」という話をしても「見た」としか答えられない。見たという事実は覚えているけど、その先の展開は全く頭に残っていないのでした。悲しい。俺の努力は何処へ。
だから映画監督の友達と話しても、全然盛り上がらないし、「八月の鯨」(渋谷にあるBar。カクテルが全部の映画名)で注文するときも「耳をすませば」とか平凡なことしか言えない。(ちなみに甘くてうまい。ミーハーな味)
この悩みは学生映画監督時代はずっと抱えてました。自分は映画をやる才能がないんだと。最近は自分が関わる人も映画とは関係ない人ばかりになったので、この悩みはそこまで深刻ではないですが、それでも悲しいです。
が、しかし!
これを一度知り合いの方に相談したら、希望ある回答をいただいたんです。(同じ病を抱えてる皆さんに朗報!)
映画監督は2つのパターンがある。
A.映画を見終わった後にストーリーを詳細に脳で覚えているパターン
と
B.映画を見終わった後にシーン部分を視覚的に覚えているパターン
なるほどこれは朗報だ!確かに自分はストーリーは覚えていないので、AパターンなのでBパターンだ!!しかもBパターンの「視覚的に部分を覚えてる」方がなんか天才っぽいし気分いいじゃん!!!
その言葉を胸に、映画の現場に意気揚々と乗り込む訳です。そしてカメラマンにこう言われます。
カメラマン「監督、このシーンはショーシャンクのラストシーンのイメージですか?」
ボク「・・・」
一応、考えたふりをして。
ボク「・・・どんなシーンだっけ?」
Bにも該当してなかった。(やっぱ才能ない!!)
完
(という事で、忘れないためにブログを書いたという事です。インプット1に対して3アウトプットしないと忘れるらしいので^^)
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