フジテレビ辞めて、台湾でアイドルを目指したボク。

2020年に人生の映画化を目指して、日常を書き連ねています。

2月26日 合唱コンクール

○渋谷 居酒屋

   合コンを興じる社会人集団。スーツ姿の男の中に、私服の男。

   ボクだ。

男あ「SEやってます!よろしくぅ~!」

女の子たち「よろしくー!」

 

○(回想)いつかの合コン

ボク「遅れてごめんなさい!お台場から泳いで来ました~。ふぅふぅー!」

   スーツ姿のボク。テンションあげぽよ。

   酔いに任せて盛り上がる場。

 

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なんだかくだらないランキングに思えるが、「合コンしたい企業ランキング」第1位って部分は自社に誇りを持っていた。それだけ「楽しい人たち」と思ってもらえてる訳で、「楽しい」を伝えて相手に喜んでもらうというのは、人間の本質に近いと思うから。

その何でもないランキングの肩書が自分の中で一嬉しかったし、誇らしかった。

 

○(元の)居酒屋

ボク「はいどうも~!26歳無職です。」

女の子たち「(えっ…)」

女の子たちA「(うわっ…)」

女の子たちの後ろに見えるお母さん「(あいつは駄目よ)」

女の子たちAの後ろに見えるおじいさん「(ワシの若いころは…)」

 

   シラける場。

 

ボク「あ、無職っていうのは無色透明の無色という意味で」

 

   シラける場。

 

 

そうか。そういう事なのだ。肩書がない。重荷だった看板も、本当は僕にいろいろ与えていてくれてたんだね。

 

○(インサート)お台場

   自由の女神像の前

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ボク「ああ、女神よ。自由になるという事は、こんなにも生き辛いことなのか」

女神「私を見ろ。自由とは名ばかりで、こんなにも固まって、右腕は何年も掲げたままだ」

ボク「なんて不自由な…」

女神「ああ、肩が痛い」

ボク「(サロンシップを貼ってあげたい。しかし、身長が足らない)」

   届かない女神に向かって、ジャンプするボク。

   可愛らしい。

 

○(元の居酒屋)

おもしれえ。おもしれえじゃねえか。肩書なんて無くても、ボクはボクで勝負してやる。丸腰の自分。かかってこいよ、世界。

 

×   ×   ×

   うまい調子で、話を回すSE。盛り上がる場。

ボク「(完璧なエンジニアリング…!。ぐぬぬ…。)」

   僕は上手にサラダを取り分けてあげるのだった。

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野球で言うとイチロー。サッカーで言うと本田、みたいな選手が本当に好きで。

有言実行を具現化したような。ビックマウスで、どこか客観的に自分を捉えていて、それでいて結果を出していく。自信に満ち溢れ、世間にこう叫んでいる。

「かかってこい、世界」

 

ような気がする。

実際考え方だけ、学んでも弱い自分を露骨に表れてくるだけなのだ。ああ、悲しい。

 

 

ちなみに、合コンって「職業」によって態度を変えるようなテンプレ的な女の子ってあんまりいなくて、意外と肩書無くても仲良く話してくれるし、盛り上がってくれますよね。

 

その後、連絡来ないけど。

 

(T_T)

 

 

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三原慧悟 Mihara Keigo